満奇洞

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満奇洞目次

  1. 満奇洞 八つ墓村
  2. 満奇洞入場料
  3. 満奇洞のお土産
  4. 満奇洞 もみじ饅頭
  5. 満奇洞 所要時間
  6. 満奇洞 営業時間
  7. 満奇洞へアクセス
  8. Tiktokで情報を見る
  9. instagramで情報を見る
  10. Googleで口コミを確認
  11. Twitterで情報を見る

岡山県の北西部に位置する新見市には、幻想的な美しさを楽しめる人気スポット「満奇洞(まきどう)」があります。満奇洞は、江戸時代末期に狸狩りをしていた猟師に偶然発見された鍾乳洞です。昭和のはじめ、歌人の与謝野鉄幹・明子夫妻がこの地に訪れた際に「奇に満ちた洞窟」と絶賛。地名の「槇(まき)」にちなみ「満奇洞」という名がつけられたと言われています。

全長450m、最大幅約25m、岡山県の天然記念物にも指定されている満奇洞。広大な地底湖を囲むように天井からぶら下がるつらら石や、逆に上に向かって伸びる石筍(せきじゅん)、石柱、洞穴サンゴ、カーテン石など、自然が生み出したさまざまな珍しい鍾乳石を目にすることができます。

鍾乳石の成長スピードは、つらら石は100年でわずか1㎝、石筍となるとその3倍もの時間がかかるとも言われており、はるか昔から長い時を経て造り出されたものだと思うと感動もひとしおです。

皿状の鍾乳石(リムストーン)が棚田のように広がる「千枚田」、大きなつらら石が豪快に落ちる様子から名づけられた「ナイアガラの滝」、今にも怖い鬼が出て来そうな「鬼の居間」、洞内でも一番人気の撮影スポット、地底湖にかかる赤い「竜宮橋」など、洞内には38カ所にもおよぶ見どころがあります。自然が造り出した芸術品たちは、色彩豊かなLEDライトの演出によってより幻想的な雰囲気を醸し出し、圧倒される美しさを放っています。

さらに鍾乳洞の一番奥には、その入口の岩がハート型に見えることから「恋人の泉」と名づけられた泉があります。SNSなどで評判となったことから「恋人達の聖地」として選定され、今や大人気の撮影スポットとなっています。

洞内は年間を通して気温が15度と夏は涼しく冬暖かいので、いつでも快適に観光することができます。アップダウンは少ないですが、狭い通路があったり天井が低かったりと、ちょっとした冒険気分も味わえますよ。長い年月をかけて自然が造り出した神秘の世界、「奇に満ちた洞」を是非、体感してみて下さい。

満奇洞 八つ墓村

八つ墓村のロケ地

幻想的で神秘的な満奇洞ですが、実はあの「八つ墓村」の映画やドラマのロケ地としても有名なスポットなのです。「八つ墓村」は、ミステリー作家「横溝正史」の長編推理小説「金田一耕助シリーズ」の一つで、雑誌で連載されたあと、映画化、テレビドラマ化、漫画化、さらには舞台化された人気作品です。

戦国時代、財宝とともに逃げ延びてきた平家の落ち武者8人を、災いの種になることを恐れ、さらに欲に目がくらんだ村人たちが皆殺しにしたところから物語は始まります。数百年後、八つ墓村では32人もの村人たちが殺される凄惨な事件が起こります。それから20数年後、再び連続殺人事件が起こり始め、謎を解き明かすために名探偵・金田一耕助が村を訪れて事件を解決するという作品です。流行語にもなった「祟りじゃ~っ!八つ墓の祟りじゃ~っ!!」というセリフが耳に残っている方も多いのではないでしょうか。

その「八つ墓村」の中で、殺人事件の舞台となった大きなお屋敷の下に広がる洞窟という設定で使われたのが、この満奇洞です。本来のライトアップされた幻想的な姿とは異なり、映画の中では、凄惨な事件現場になったり落盤事故が起こるなど、暗くて気味の悪い場所として描かれています。

「八つ墓村」は大ヒット作品となり、映画やテレビドラマなど、キャストを変えて何度も製作されています。満奇洞では4作品のロケが行われており、歴代金田一耕助役の渥美清さん、豊川悦司さん、稲垣吾郎さん、そして吉岡秀隆さんのほか、共演者の萩原健一さんや浅野ゆう子さん、藤原竜也さんなど、豪華俳優陣がぞくぞくと訪れたようです。山に囲まれた静かな町は、芸能人たちを一目見ようときっと大騒ぎになったことでしょう。

もう一度「八つ墓村」の映画を観てから、満奇洞に訪れてみるのもおすすめです。有名作品のロケ地になったと思うと、また違った感動を味わえるかもしれませんね。

満奇洞の入口には、ボサボサ頭に袴姿で下駄を履いた金田一耕助の顔出し看板が立っていますから、観光の記念に一枚どうぞ。

満奇洞入場料

満奇洞

満奇洞に入場には「入洞券」が必要となります。入洞券は、駐車場から満奇洞に向かう坂道の途中にある入洞券売り場の自動券売機で購入します。券売機では、おつりボタンを押さないとおつりが出てきませんので、ご注意ください。

入洞券の支払いには現金のほか、SuicaやPASUMOなど、交通系のICカードも使えますよ。満奇洞で使える交通系ICカードは、Suica・PASUMO・Kitaca・manaca・TOICA・ICOCA・はやかけん・nimoca・SUGOCAの9種類です。

こちらの料金早見表をご確認ください。

大人高校生中学生小学生
個 人1,000円1,000円800円500円
20人以上900円800円700円400円
団 体50人以上850円750円650円350円
100人以上800円700円600円300円

入洞料は、小学生未満は無料となります。また、障害者手帳持参の場合、中学生以上500円、小学生以下は無料です。ただ。同伴者は割引にはなりません。団体割引や障害者割引を利用する場合は、自動券売機で購入はしないで、必ず満奇洞入口の受付で直接購入するようにしましょう。

では、次に入洞券を安くお得に購入する方法をご紹介しましょう。

JAFの会員の場合、購入した入洞券とJAFのカードを満奇洞入口の受付で提示すると、本人と同伴者全員100円割引してもらえ、その場でキャッシュバックしてもらえます。またイオンカードやイオンカードセレクトなどイオンマークのがついたカードも、提示すれば本人と同伴者5名まで100円割引になりますよ。同伴者も割引してもらえるとなると嬉しいですよね。

満奇洞のお土産

新見市内でおすすめのお土産やお土産を買えるお店をご紹介します。

新見市観光案内所・特産物販売所

満奇洞から車で30分、新見駅の目の前に「新見市観光案内所・物産物販売所」があります。ほどよい霜降りと柔らかな赤身が特徴の岡山県のブランド牛「千屋牛」の精肉(冷凍)や新見産ワイン、ジビエ肉味噌などジビエの加工品、地酒、備前焼など、新見の特産品やお土産が多数取りそろえられおり、見ているだけでも楽しくなります。

次に新見市内でおすすめの菓子店を2軒ご紹介します。

頌山堂

昭和30年創業の老舗菓子店「頌山堂(しょうざんどう)」。一番人気は「山芋餅と茶福餅のセット」です。白あんを山芋粉を練り込んだ生地で包んだ山芋餅と、さらに山芋餅の生地に抹茶も練り込んだ茶福餅のセットです。50年間変わらぬ味を守り続け、あっさりとした上品な甘味が特徴のお菓子です。満奇洞から頌山堂までは車で30分程ですまた、「山芋餅と茶福餅のセット」は、新見市観光案内所・物産物販売所でも購入できますよ。

「銘菓創苑 さつき屋」は、日本商工会議所会頭賞を受賞した「ゆずりは餅」や石灰鉱石をモチーフにした「sekkaiこいしクッキー」など、ふる里の味をコンセプトに地元でとれた食材でお菓子を作り続けているお店です。満奇洞からは車で30分程です。

新見でしか手に入らない特産物やお土産が数多くありますから、満奇洞観光の際には是非、立ち寄ってみて下さいね。

満奇洞 もみじ饅頭

新見市は、岡山県と広島県の県境にあり、満奇洞からも車で1時間程で広島県に移動することができます。広島県といえば「もみじ饅頭」を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は満奇洞から1時間20分程のところに、「もみじ饅頭」の有名な菓子司処「大國堂」があります。

菓子司処 大國堂

「大國堂」は1933年の創業以来、素材、水、そして技にこだわり、伝統を守りつつも常に美味しさを追求し続けている老舗菓子店です。なめらかで口触りの良い「自家製もみじ饅頭専用こしあん」を使用した、こだわりのこしあんもみじ饅頭は絶品。6個入り540円(税込)12個入り1,080円(税込)24個入り2,160円(税込)です。

ほかにも、自家製抹茶あんを使った抹茶もみじ、濃厚なチョコクリームを使用したチョコもみじ、カステラ生地と相性抜群のたっぷりのカスタードクリームが入ったクリームもみじ、ちゃんと小豆を味わいたい方におすすめのつぶあんもみじもありますよ。

岡山観光のついでに、広島のもみじ饅頭もお土産にいかがでしょうか?

満奇洞 所要時間

「満奇洞」

満奇洞の中は、天井が低く腰をかがめて歩かないといけない部分もありますが、比較的アップダウンの少ない平坦な道が続いています。満奇洞の最奥にある竜宮橋を渡ったら復路になり、地底湖をぐるっと回るようにして来た道を戻る形になります。

道内全体を観て周る所要時間はだいたい30分程ですが、見どころいっぱいの満奇洞です。せっかくなら幻想的な神秘の世界感にゆっくりひたり、映え写真もたくさん撮りたいものですよね。そうなると1時間から1時間半程見ておいた方が良いかもしれません。

洞内は平均気温が15度と夏場でもヒヤッとするくらい涼しいですから、滞在時間が長くなることを見越して、できれば薄手の羽織ものを1枚持って行くことをおすすめします

満奇洞 営業時間

満奇洞の営業時間は8時30分から17時で、最終入洞時間は16時30分となっています。平日はどの時間帯も比較的すいていますが、土日祝日は混雑しやすく、特に11時から15時の時間帯は混雑が激しいようです。

またお子さんたちの春休みや夏休み、冬休みはもちろん、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などは、旅行客や帰省客などで集中してしまい、駐車場だけでなくチケット売り場でも長い列ができることさえあります。また、洞内の通路は狭い場所もありますので、混雑するとすれ違いにも思わぬ時間がかかってしまったり、撮影スポットでゆっくり写真を撮ることができないということにもなりかねません。

土日祝日や連休には、できれば観光客が集中しない午前中の早い時間か15時以降の遅い時間帯に訪れることをおすすめします。ただし、入洞の最終時間が16時30分で17時には営業終了となりますので、くれぐれもご注意下さいね。

満奇洞へアクセス

最後に、満奇洞へのアクセス方法についてご紹介します。

電車の場合は岡山駅からJR伯備線で約1時間半~新見駅で下車。新見駅から満奇洞行のバスに乗ると1時間20分程で満奇洞停留所に到着します。停留所からは満奇洞までは徒歩約7分です。

車の場合は、中国自動車道北房ICから約20分、新見ICからは約30分で専用駐車場に到着します。専用駐車場は3カ所で、満奇洞入口まで続く坂道の登り口付近にある第1駐車場、そして第1駐車場から徒歩3分の第2、第3駐車場があります。

駐車料金は無料で、普通車が150台、バスは10台止められます。 混雑する土日祝日や連休は駐車場に入るだけでも待たされることもありますので、営業開始時間から11時前まで、もしくは15時以降の来場をおすすめします。

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